地域発の発電所を、市民自らのチカラでつくる動きが広まっています。しかし、発電事業に詳しくない限り、お金を集めたり、事業計画をつくることは簡単ではありません。そこでPV-Netは、市民だけでは解決が難しいと思われる発電所建設・運営など専門分野のサポートを行う「市民ファンドサポートセンター」を開設しています。サポートを通じて得た事例やノウハウは、他の地域にも共有されることで、市民共同発電所の普及、拡大を後押しします。
市民ファンドサポートセンター(外部リンク) >
これまでの主なサポート事例
野田村だらすこ市民共同発電所
東日本大震災で被災した岩手県野田村で活動する、木工制作グループ「だらすこ工房」との共同で「合同会社野田村だらすこ市民共同発電所」を設立。企画から建設、資金調達までサポート全般を行い、2013年6月、48kWの太陽光発電所が完成しました。契約終了後、太陽光発電設備は野田村へと寄贈されます。
うさんこやま未来発電所
香川県初の市民出資による地域の太陽光発電所です。売電収益は、さぬきうどんの残渣から生まれる液肥を用いた無農薬農業などに再投資され、エネルギーと食の地産地消を実現しています。
主なサポート内容
- 発電所の企画から事業計画の作成
- 各種資料のリーガルチェック
- 施工技術指導
- 資金調達支援
- 広報、配当実務などのサポートなど