でんきの森発電所(パネルオーナー募集中)のパネル搬入イベントを2月19日、20日に開催しました。
19日の夜は伊豆の国市にある「アートビレッジ」にて、田中山の古老・内田武司氏をお迎えし、発電所の建設地である田中山地区の歴史にまつわるお話を伺いました。91歳とは思えないほど矍鑠(かくしゃく)とされた内田さん。語られたのは、源頼朝の時代から、江戸、明治、入植されたお爺様の時代、そして現代まで、連綿と続く土地の物語でした。歴史を知ることはその土地を知ることであり、そこに生きた先人たちに敬意を払うことです。今回、プロジェクトメンバーや参加者が、田中山の歴史や文化に触れたことは、これから発電所を作るにあたっての大切な拠り所を得ることができたと思っています。
翌日は朝からパネルの搬入と設置作業です。天気予報はあいにくの雨。それでも何とか午前中は持ちこたえ、総勢18名で206枚ものパネルの運び入れと、すでに固定されている架台へのパネル設置を行いました。お昼を過ぎには、時折降る雨に濡れながらも何とか3分の2ほどの設置が終了。残りの作業は別の日に改めて、地元の建設メンバーにお願いすることになりました。
建設現場では通常いろいろなゴミが出るのですが、みなさんこまめに拾ってくださり、現場周辺は驚くほどキレイに片付いていました。