PV-Netは、環境省が実施する「新たなグリーンファイナンス・スキーム構築支援に係る企画提案募集」に応募し、採択されました。企画提案名は「グリーン融資スキーム、設備導入支援型SIB(ソーシャルインパクトボンド)スキームによる地域の屋根置き太陽光発電&蓄電池システムの普及促進事業」です。
本事業では、地域によるグリーンプロジェクトの実施において、民間資金(投資)を流入させることで、地域の社会的課題の効果的・効率的な解決を後押しすることが求められています。
PV-Netの提案は、「建物オーナー、地域住民、自治体等による出資、地域金融機関からの融資を受けるSPC(特別目的会社)を設立し、地域内の住宅や自治体の屋根を借りて太陽光発電設備、蓄電池を保有し、地域内の再エネ設備を導入するスキーム」「自治体が行う太陽光、蓄電設備導入支援に対してSIB(ソーシャルインパクトボンド)を活用するスキーム」などを実施することで、地域の再エネ設備導入のハードルを下げ、その普及拡大を図ろうというものです。
今年度は、事業スキームを固めるとともに、連携先を探るべく、地域金融機関、自治体、資金提供候補者との協議・調整を進めてまいります。